平成14年日本薬剤師会学術大会

薬局で福祉用具をはじめたら

H14学会

介護保険制度が始まって2年半が過ぎて、当薬局では居宅療養管理(訪問薬剤管理指導)と介護支援事業者の分野で介護保険分野に参画してきました。その後、1年半をかけて新たに福祉用具貸与事業にも挑戦してみました。福祉用具専門相談員は1週間ほどの研修を受ければ誰でもなれるため、薬剤師以外のスタッフを中心に受講してもらい、その全員が受講終了証を手にしました。
日ごろ薬局業務は薬剤師中心に動くことになりますが、この分野においては彼女たちが専門家となり顧客に対応します。これで薬局のスタッフ全員が自らの職能を顧客に発揮できるスタンスを確保できたこととなりました。

1年半の福祉用具貸与事業導入の結果を報告しました。店頭での介護用品の展示では反応はあまりありませんでしたが、地域のケアマネージャの勉強会を企画することにより、ニーズを発掘することができました。その後、急激に需要が増えることになります。

2003年5月 Home Care Medicineに掲載されました!

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