小児用製剤の味付けと配合変化
積極的に薬局で味付けをして投薬することを試みました。前回の調査で評価が高く、薬局側で混合可能なミルクココアを対象としました。薬剤としての安定性を確保するため大学でHPLCを用いて配合変化の問題のないことを確認し、実際に患者さんに投薬、評価してもらいました。
その結果、殆どの乳幼児で飲みやすい、飲みやすくなったとの評価を得ることができました。
この二回の発表で行った小児用薬剤の味付けは、保険上「乳幼児特別製剤加算」の対象となり、雑誌のみならずメーカーの指導せんなどに取り上げられ、全国的にブレイクしていきました。