なかなか行けなかったアレルギー学会でしたが、スタッフの協力のおかげで久々に2日間参加できました
今回はパシフィコ横浜での臨床大会です。
このくらい近くで開催してくれると行き易いのですが・・。
さて今回より演題発表もオンライン化され、殆どの発表の内容はあとから確認できるようになったそうです。いつも話についていけないことが多い小生にとりましては有難い限りです。
今回の特別プログラム「日本のアレルギー対策の展望」では行政の方々の発表を新しい試みとして取り入れていました
環境省では大気汚染、農林水産省では杉の植林についての研究が行われており、いずれも喘息や花粉症に深く関連するもで治療だけでなく環境的対策も国全体として考えていかなければならないことを痛感しました。
喘息の分野では吸入ステロイドも一段落したためか、長時間作用型β刺激剤の有用性の検討が数多くされていました。アトピー性皮膚炎の分野ではステロイド外用剤に加えプロトピック軟膏の積極的な使用を検討されていました。( 5/13 竹野 )